●「木原稔 濟々黌有志の会 新春決起大会」を開催していただきました。先輩・後輩・同級生からの熱い激励に対して、新たなる決意のもと頑張っていく覚悟を決めました。
活動再開
株価下落
●小泉内閣時代には、日本の株価の上昇率は平均40%を達成しました。安倍内閣では比較的安定していたものの、福田内閣になって特に年初から日本の株価が下げ続いています。サブプライム問題でも日本の金融機関は被害が少ないのに日本の株価だけが大幅に下がり続けているのは何故でしょうか。
ひとつは、日本の構造改革への期待感で日本に投資していた外資系ファンドにとって、海外資本の自由攻勢に対して防御体制や新たな規制を固めた日本市場は魅力がなくなったこと。もうひとつは、ゼロ金利の円に依存したアメリカの住宅ブームによる好景気の終焉によって、円返済と資金繰りのために日本株売りが加速した結果だと思われます。
しかし、今後の期待感はあります。大手企業群の3月決算では5期連続で過去最高益を更新予定です。これがそろそろタイムラグを経て中小企業に波及します。その結果、個人所得が増大すれば消費増につながり、我々は好景気を実感できるようになるはずです。この安定段階に入れば、日本の個人投資家も活発に動き出し、再び海外投資家が日本株に注目をし始め、株価の上昇につながっていく可能性があります。
いずれにしても、改革後退のメッセージを海外に与えてはならないし、経済成長による景気回復を果たさなければならないと思います。
「プロジェクト J.」加入
●山本一太参議院議員が会館事務所に来訪。何事だろうと話を伺ったところ、「プロジェクト日本復活」(略称:プロジェクト J.)のメンバーに推薦したいとのことでした。いくつかの課題について意見交換(面接?)をして、政策の大きな方向性が一致していることを確認させていただきましたので、仲間に加わることを快諾いたしました。
趣意書(抜粋)
・・・日本という国の競争力を復活させ、国民全体の生活レベルを引き上げるためには「強い経済」を構築することが欠かせない。「強い経済」がなければ、有効な地方振興策を打ち出すことも、持続可能な社会保障制度を構築することも出来ない。さらには「主張する外交」も、環境に配慮する余力も持てない。「強い経済」があってこそ、「やさしい社会」の実現が可能になる。改革を推進するプロセスの中で、地域や弱者への配慮は欠かせない。誰に対しても新たな挑戦の機会を提供したり、社会保障等のセーフティーネットを更に整備したりするのは当然だ。他方、財政バラマキ型の政策や護送船団方式のような「古い政治手法」に戻ることは許されない。日本経済を真に再生し、地域の活力を取り戻すためには、「構造改革路線」を修正するのではなく、むしろ加速させていくことが重要だ。・・・
自転車通行環境整備モデル地区
●昨日・本日と、福田総理の施政方針演説に対する各政党からの代表質問が行われました。昼は渡辺喜美大臣(金融・行革担当)と大臣室で会食。世界中株式市場の株価暴落を横目に唖然としながら食事。特に中国株暴落の影響は必至との共通見解。米国が緊急利下げを行うのではとの情報。
●子供の通学路である歩道で、自転車との接触事故が頻発しています。歩行者・自転車・自動車が分離された走行空間を戦略的に展開する取り組みのモデル地区として熊本市東町地区を選定しました。構造的な分離を図り自転車専用レーンを設置することで、歩行者は歩道を安心・快適に通行できます。自転車もストレスが減って安全・迅速に走行できます。その結果、事故の低減が見込めます。経過は追ってレポートすることにします。