熊本県ゲートボール連合主催「火の国全国ゲートボール大会」開会式に出席しました。一時期に比べて競技人口が減りつつあるゲートボールです。逆にグラウンドゴルフの競技人口は年々増えています。理由は、集団競技(ゲートボール)から個人競技(グラウンドゴルフ)へのシフトだと思います。個人主義を学んだ世代が、毎年新たに高齢者に加わっていくので、当然の結果だと思います。韓国からの参加者と記念撮影。教育の上で、個より公を大切にしてきた韓国では、やはり競技人口が毎年増えているそうです。
骨抜き注意
「国家公務員制度改革基本法」が先の通常国会で成立しました。改革を進める上で、その「事務局体制」が極めて重要になることは以前に書かせていただきました。しかし、選挙風は吹き始め、改革派議員が永田町にいなくなった途端に、抵抗勢力の巻き返しが始まっていました!有識者からなる公務員制度改革推進本部顧問会議のワーキンググループ(WG)が集中審議に入っており、各府省の幹部人事を一元化する「内閣人事局」について13日に一定の結論を出す方針ですが、骨抜きになって出てくる心配があります。WGのメンバーである堺屋太一先生のリーダーシップに期待しています。
橋口海平(はしぐちかいへい)君の主催するグラウンドゴルフ大会で挨拶をさせていただきました。ありがとうございました。
国難への対応
日経平均株価が急速に下がりました。バブル崩壊後の最安値を更新してしまう水準です。東京市場は、短期的に世界で最も大きく下がってしまう環境になってしまいました。原因は、外国人投資家が「日本はねじれ国会だから対策も後手後手になるだろう」と日本政府と議会をやや馬鹿にして、憂いなく売りに走ってしまうからではないかと分析しています。このままの状態で最も心配なことは、公的年金や企業年金が目減りしてしまうこと。さらに、銀行の貸し渋りや貸し剥がしが深刻化して、年末・年度末にかけて倒産する会社が続出すること。このような日本の国難に際しては、与野党が協力して政府の緊急政策を支えていかねばなりません。選挙ばかり考えていては諸外国に笑われます。
保育園を訪ねて子ども達と遊ぶ。
期末手当
上京。衆議院本会議にて、「金融機能強化法案」「保険業法改正案」の趣旨説明と質疑が行われました。地方金融機関(信用金庫、信用組合、農林中金など)の地場企業への貸し渋りや貸し剥がしを未然に防ぐ法案です。年末を控え、株価低下や燃油高騰による影響で業績が悪化した会社が、ボーナスを支払ってくれるかどうか、サラリーマンにとって一番気になるところです。帰熊。