議員の本懐

 毎週末には地域の皆さんと意見交換を行います。テレビや新聞では正しく伝わっていないと思われる事実や役所のデータを公表し、国民生活にかかわる政策の展望を報告し、広く御意見を伺います。いただいた御意見を基礎に自分の考えを構築して、国民の代弁者として国会で発言します。議員の仕事というのは、これに尽きると思います。

     

石田純一?

 衆議院本会議では代表質問が行われました。今朝は議員宿舎で、不覚にもすべての靴下を洗濯してしまい、素足のまま本会議に臨むことに・・・。気付かれることはないだろうと油断していたところ、隣席の中根議員から「木原さん、どうして靴下履いてないんですか?」と指摘されてしまいました・・・。

ケインズ経済

 エコノミストであるリチャード・クー氏を招いての勉強会に参加しました。積極的な減税と公共投資によって様々な需要を喚起することで、景気は回復可能であるという自論を展開されました。いわゆる「ケインズ主義」の考えで、現在までの麻生内閣の政策とも近いようです。一方で、竹中平蔵先生に代表される均衡財政・小さな政府・規制緩和による競争促進などの「新自由主義」の考えとは対極にあります。これから日本の「百年に一度」の経済政策はどちらを選択するべきか・・・。

日本の底力

 衆議院本会議。政府四演説(総理大臣の施政方針演説、外務大臣の外交演説、財務大臣の財政演説、内閣府特命担当大臣)がありました。総理の演説では、「良き伝統を守り発展させる。その為に改革する。それが私が目指す真の保守であります。」の部分が最も印象に残りました。また、「自信と誇りをもってよいのです。日本の底力は、必ずやこの難局を乗り越えます。そして、明るくて強い日本を取り戻します。」と演説を結んだところに共感を得ることができました。明日から各党代表質問が行われます。

谷間の障害

 自民党障害者特別委員会に出席。現在、「障害者基本法」の改正にあたり、各種障害者団体や病院・施設・支援者団体からヒアリングを行い、様々なご意見をお伺いしています。『障害の範囲』について、現在は身体障害・知的障害・精神障害の三障害となっていますが、その他にも発達障害・高次脳機能障害・難病など障害者雇用の法定雇用率にカウントされない「谷間の障害」があります。支援ニーズのある人が障害者施策の対象となるように『障害の範囲』を見直していくべく発言をしました。