上半期総決算

 平成21年も半分が終わりました。神社では「夏越祓い」の神事が行われました。私も上半期の罪や穢れを祓ってもらい、「心の総決算」をしました。下半期も謙虚に日々を過ごしてまいります。

 熊本県議会の6月定例議会が閉会しました。政府の平成21年度補正予算を受けて、熊本県では約800億円を計上しました。これは、都道府県ごとの人口比では日本一といわれています(人口3倍の福岡県は約650億円)。我田引水は良くないですが、熊本県選出国会議員としては、よく頑張ったと自画自賛しています。これからは県民や事業者の皆さんに補正予算のメニューを知っていただいて申請して消化してもらうことが大事です。そうでないと経済効果に結びつきません。

中山間地域への支援

 毎週月曜日に辻立ちをしていますが、最近は土曜日や日曜日の日中にも行っています。ぜひ声を掛けてください(車のクラクションでも結構です!)。

 私の選挙区(熊本一区)は県庁所在地で市街地が多いのですが、熊本県全体における中山間地域は、県土面積の7割以上になります。日本列島でも同じような割合です。そのような中山間地でも農業は行われており、熊本県全体における耕地面積及び農業産出額の約5割を占めます。傾斜が急な農地が多く、平坦地域に比べ生産条件が不利で、また、65歳以上の高齢者が占める割合も高いなど、過疎化や高齢化が進んでいるのも中山間地です。市街地は、むしろ地価の下落とともに若い世代が集まり人口は増える傾向にあります。今年度まで「中山間地域等直接支払制度」によって、中山間地域で農業を営む方々には優遇措置を行ってきました。来年度以降も継続させるかどうか議論をしていますが、私は必要があると考えています。

幼稚園と保育園

 「幼稚園・保育園の一元化」という論争があります。幼稚園の所管は文部科学省で保育園の所管は厚生労働省。幼稚園は小学校入学前に集団行動などの基礎教育を行う施設。保育園は働いている両親が安心して子どもを預けておく施設。いずれにしても、目的は両親に代わって子どもをしっかり育てることです。子どもに選択権はありません。行政の都合で子どもや若い夫婦にとって不利益なことにならないように監視していく必要があります。

都会っ子

 嘉島町にある「なかよし田んぼ」での「子どもたちのもち米づくり」も3年目を迎えました。熊本市の最も中心部に位置する城東小学校の生徒は「都会っ子」です。田植え、草取り、稲刈り、餅つき、どんど焼きなど年間行事を通じた「食育」は保護者からも大変好評です。JAかみましき青壮年部の皆さんには感謝しています。

   

信頼関係が必要

 熊本県議会が開会中です。政府の補正予算の熊本県の配分は約800億円。都道府県単位の人口比では日本一です(人口が3倍の福岡県は約650億円)。我田引水はよくないですが、熊本県選出国会議員としてはよく頑張ったと自画自賛したいところです。補正予算によって株価は上がり始め、日銀の短観でも需要回復の兆しが見えてきましたが、内閣支持率や与党支持率は下がる一方で、国民の評価は上がってきません。何故でしょうか・・・。各地域での集会を重ねています。どんなに頑張って良い政策を立案しても、国民と政治行政の間に信頼関係が損なわれたままでは有権者の心には響いてないようです。偽装献金問題等で地に落ちた信頼を取り戻すには、政治家自ら襟を正す決意が必要だとあらためて思いました。