自民党の参議院熊本選挙区候補者は公募になったことは、以前にお知らせしましたが、本日が申し込み締切日。なんと14名の応募がありました!!ありがとうございました。私が申し込んだ5年前の熊本一区の公募では17名。しかし、当時は「政権与党」自民党の公募。今回は野党転落状態で、かつ、党員投票をするというハードルの高さ。申し込みは3〜4名くらい?と思っていましたが嬉しい誤算です。自民党に対する期待感の表れか、政権与党に対する不満の表れか。いずれにしても、審査員として公明正大に審査を行い、良い候補者を選考したいと思います。まずは、全員の論文を読みます。19日に一次審査(論文)合格者に電話連絡をします。23日に二次審査(面接)を行います。この時点までは匿名での扱いです。
これでいいのか?
Reform to Conserve
久しぶりに上京。勉強会に参加したり知人に会ったり、バタバタと過ごしました。『伝統と創造の会』では西部邁(にしべすすむ)先生の話を聞き対話をさせていただきました。「Reform to Conserve(国柄を保守するために現状を改革せよ」という言葉には大変共感。また、鳩山現政権を否定的にみておられますが、同時に小泉改革も否定されておられます。「革命家気取りの細川護煕、小泉純一郎、鳩山由紀夫の三首相には「平成の三馬鹿大将」の名がふさわしい」等々やや過激な発言は、賛同できるところも出来ないところもありましたが、勉強させていただきました。
【写真】最近は寒いので軍手をしています。コートは着ませんが、「ヒートテック」の下着を買って着てみたところ相当温かいです!
党名変更?
自民党を刷新する手段のひとつとして「自由民主党」という党名を変えようという一部の論議がありましたが、反対意見多数で見送られました。個人的には党名は変えてもいいと感じます。正確に言えば、政党のために仕事をするのではないので「どっちでもいい」というのが感想です。でも、他にやることが沢山あるから優先順位はかなり低いでしょう。また、「自民党」という名称に愛着はありますし、今変えてもどうせ「すり替え」と言われるでしょうし、コストもかかる。変えない選択が無難だったと思います。
【写真】熊本県ハンドボール県リーグ最終戦。4部リーグ所属の我がチームは2勝3敗1引き分けで入れ替えなし。運動不足の40歳にとって来シーズンは頑張れるでしょうか?!
理想と現実
記事参照(産経新聞)【米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、現地を訪問した岡田克也外相に対し、移設先の名護市では県外移設を求める厳しい意見が相次いだ。主催者側によると、岡田氏は、「米国は日米合意を守れという。米国との間がこじれていくと、普天間の危険性はそのまま取り残されてしまうことを大変懸念している」と述べ、日米関係悪化だけでなく基地固定化への懸念も表明した。会見や公開の場で日米関係への懸念は示しても、日米合意見直しについての言及を封印してきた岡田氏だが、非公開で行われた沖縄タイムス側との懇談で日米合意の見直しは「困難」だと大きく踏み込んだ。】
岡田外相は現実的な考えができる政治家です。親米とか反米ではなく、外交・防衛・安全保障の現状を考えて答えを出しました。1.沖縄の米軍海兵隊8,000人のグアム移転、2.普天間飛行場の一部を岩国基地へ移設、3.普天間飛行場のヘリを辺野古へ移設。この三点セットは一括合意です。総理から「3だけどうにかしてくれ」と言われて困っているのです。総理は何か秘策を持っているのか?普天間飛行場の危険存続、米国との信頼関係の破綻、極東アジアの安保体制の危機到来・・・何の秘策もなく、ただの先送りだとしたら大変なことになります。
沖縄県民と交わしたマニフェストについてギリギリまで悩んでいただきたい。選挙目当ての短絡的な政策は、後から必ずしっぺ返しがくることも学んでいただきたい。しかし、もう時間一杯になりました。政治は理想を追求することが最も大事ですが、現実問題として制限時間内に結論を出すことも必要です。政治家は評論家でも大学教授でもありません。友愛的理想はよくわかりました。今は現実を直視するべきです。100点満点の答えはありません。