上京中

「国想う在野議員の会」設立準備会に参加しました。民間の文化人や有識者が、次の選挙で必ず復帰してほしいと指名した13名の前衆議院議員(在野議員)で構成されます。選挙管理委員会への届出団体になり、活動費は寄附により賄われます。萩生田光一さん、戸井田とおるさん、西川京子さん、西村真悟さんなどと共に保守の立場から提言を行います。

「永住外国人地方参政権に反対する国民集会」が憲政記念館で行われました。日本会議の主催です。政治家や学者の訴えだけでなく、中国籍から帰化した石平さん、台湾籍から帰化した金美齢さん、韓国籍から帰化した呉善花さん、それぞれから説得力ある提言がありました。全国でいち早く反対決議を採択した熊本県議会から松田三郎県議の報告もありました。

ちなみに、昨日の自民党大会で採択された「政策報告」の中でも、【・・・地方選挙にせよ、参政権の問題は、民主主義・国民主権等、わが国の根幹に関わる重要な問題であり、わが党として、拙速な法案成立の阻止に全力を尽くす。】とあります。これで反撃体制は整いました。

夜は、東京在住の同級生たちが集い激励会・・・。ありがとう!

負けに不思議の負けなし

お世話になった近江屋信広さん(前衆議院議員)が離党した。最近では篠田洋介さんや小野次郎さんも離党した。よく知る方々だけに残念です。しかし三人とも政治をあきらめていない。自民党公認で立候補しないというだけ。これからも交流は続きます。

「自民党に再生の見込みがない」「支部長に再任されなかった」ことも理由のひとつ。また、党の存在価値や自分の党内での存在意義を見出すことができなくなったのでしょう。自民党にも責任があります。共に頑張ってきた同志だけにやはり寂しいです。

自民党の党大会に出席のため昨日上京。政権を失って初めての党大会です。自民党は再び立ち上がることができるでしょうか。今日の谷垣総裁の年頭演説はとても良かったと思います。必死さが伝わってきた。人の良さに加えて迫力も感じました。しっかりと方向性を示して、政権奪還に向けて一致団結しなければなりません。

ゲストスピーチは、東北楽天ゴールデンイーグルス前監督野村克也「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」は野村氏の野球哲学。一般的に勝ったときは反省をしない。それがただの偶然かもしれないのに。その次は必ず負けてしまうという話。今の自民党もそうだったのかもしれません。

山崎選手(本塁打王)と鉄平選手(首位打者)は、二人とも中日ドラゴンズをクビになって楽天イーグルスに入団。どうやって「野村再生工場」で見事に復活したか、裏話が勉強になりました。

聞き逃した人は是非!

昨日は生放送ラジオ「熊本天国」に出演。ニコニコ動画で音声と映像(話している様子)を配信中。何度でもご覧になれます。今日は昼の便で上京。総裁参加のもと、自民党青年局大会に出席しました。

【写真】後援会懇親会で「肥後ちょんかけごま」の達人が技を披露。

神社は宗教施設?

空知太神社の敷地が市有地だとする事への違憲判決が出ました。結論から言うと、今回の判決は大変残念でした。私は神道は宗教ではないと考えています。やはり、新憲法制定の際には神道の位置づけを明確にしなければなりませんね。

【日本国憲法第二十条一項 ・・・いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。】

これまで政教分離を巡る訴訟では、『目的効果基準』という“ものさし”で、比較的柔軟に判断していました。「行為の目的が宗教的意義を持ち、その効果が宗教に対する援助や圧迫になるかどうか」というものです。

昭和五十二年の「津地鎮祭訴訟」では合憲、平成九年の「愛媛玉ぐし料訴訟」では違憲、今回も違憲。高裁に差し戻しという配慮はあったものの、既に最高裁は耐えられる状態ではないのでしょう。

今回の違憲判決が全国に飛び火して、「どんどや」等の地域の伝統行事にまで目くじらを立てる政教分離原理主義が蔓延しないように願うものです。一刻も早い新憲法の制定(憲法改正)が求められるという事例でした。

【写真】松飾りや神棚で不要になったものを焚く「どんどや」は神道に基づきます。全国各地に似た行事はありますね。市立小学校のグラウンドや県営の公園で行われる場合もあります。これは憲法違反ですか?

  

後援会総会

若手の自民党熊本県議会議員団の皆さんに「普天間飛行場移設問題」について情報提供。31日から沖縄視察をされるとのこと。九州と沖縄では、気温だけでなく移設問題の認識についても「温度差」があるということ伝えました。実のある視察を期待しています。

熊本市内各地に『〇〇〇〇木原みのる後援会』が存在します。ありがたくも、連日各地区で総会が開催されています。「期待している」という声に勇気をいただきました。通常国会に参戦できないのが残念ですが、地域の声、現場の意見を吸収する良い機会だと捉えています。