負けに不思議の負けなし

お世話になった近江屋信広さん(前衆議院議員)が離党した。最近では篠田洋介さんや小野次郎さんも離党した。よく知る方々だけに残念です。しかし三人とも政治をあきらめていない。自民党公認で立候補しないというだけ。これからも交流は続きます。

「自民党に再生の見込みがない」「支部長に再任されなかった」ことも理由のひとつ。また、党の存在価値や自分の党内での存在意義を見出すことができなくなったのでしょう。自民党にも責任があります。共に頑張ってきた同志だけにやはり寂しいです。

自民党の党大会に出席のため昨日上京。政権を失って初めての党大会です。自民党は再び立ち上がることができるでしょうか。今日の谷垣総裁の年頭演説はとても良かったと思います。必死さが伝わってきた。人の良さに加えて迫力も感じました。しっかりと方向性を示して、政権奪還に向けて一致団結しなければなりません。

ゲストスピーチは、東北楽天ゴールデンイーグルス前監督野村克也「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」は野村氏の野球哲学。一般的に勝ったときは反省をしない。それがただの偶然かもしれないのに。その次は必ず負けてしまうという話。今の自民党もそうだったのかもしれません。

山崎選手(本塁打王)と鉄平選手(首位打者)は、二人とも中日ドラゴンズをクビになって楽天イーグルスに入団。どうやって「野村再生工場」で見事に復活したか、裏話が勉強になりました。