朝一番の便で上京。1月5日に始まった通常国会も明日が会期末です。補正予算関連法案や海賊対処法案など成立を急ぐ法案の審議が未了です。また、長年の懸案である臓器移植法案も議論の途中です。延長は仕方ないことだと思います。不思議なのは、民主党が延長に反対したこと。先の党首討論では、民主党代表が「世襲制限や政治資金規正法の改正法案を提出した。今国会中にしっかり議論したい。」と言われました。自民党内でも議論が深まっており大変期待していたのですが、なぜ会期延長に反対なのでしょうか？法案提出はパフォーマンス？本気でやる気持ちが伝わりません。結局、与党だけの賛成多数により、7月28日までの55日間延長を決めました。
憲法52条：国会の常会（通常国会）は、毎年一回これを招集する。
国会法10条：常会の会期は、百五十日とする。・・・・
国会法12条1項：国会の会期は、・・・これを延長することができる。・・・
国会法12条2項：会期の延長は、常会にあっては一回・・・を超えてはならない。
早朝6時00分プレーボールの「熊本市民早起き野球大会」の応援に水前寺野球場へ。試合終了後、7時30分から辻立ち。
5月29日から4日間にわたり、「熊本県高等学校総合体育大会（高校総体）」が行われ、各会場にて各競技とも熱戦を繰り広げました。ハンドボール競技大会の決勝戦観戦と閉会式参加のために熊本県立体育館へ。観戦中は、高校時代の自分と重ね合わせ、どうしても負けているチームに感情移入してしまいますね。千原台高校男子と城北高校女子には、熊本県の代表として全国大会でも頑張ってもらいたいものです。
ほぼ満席の客席にびっくり
今日は、熊本市内各小学校で運動会が行われました。以前は、運動会は秋の開催が多かったのですが、最近では3分の2以上の学校が春に行っているとの事です。統計はありませんが、運動会で運動靴を履く小学生の割合が増えてきているような気がします。健康的に競技的に、裸足とシューズとどちらがいいのか・・・判断できません。
各種団体の総会で補正予算の説明などをさせていただいております。余談ですが、政府与党の約15兆円の補正予算の対案として、民主党は2年間で20兆円超の景気対策を提言していました。賛否は別として、実はメニューも同じようなものが多いのです。大きな違いは【財源】。政府与党の財源は、「いわゆる埋蔵金」と「赤字国債」と足りない分は「3年後の消費税アップ」。今後3年間で徹底して無駄を省く事を約束しています。一方の民主党は、「予算の組み換え」・・・だけ？年間の税収が40兆円程度の中からどうやって2年間で20兆円を捻出するつもりだったのでしょうか。【財源】を明確に示すことができなければ、「政権担当能力」があるとは言えません。選挙の前なので消費税の話はしない方がいいのでしょうが、政権与党は大事なことを誤魔化すことはできません。
本日の「平成21年度補正予算案」国会審議の模様を解説します。
①参議院予算委員会にて、民主党はじめ野党の反対多数で否決。
②参議院本会議にて、否決。衆議院と参議院とで議決が異なる結果に。
③衆議院本会議にて、「両議院協議会」のメンバーを選出。参議院でも選出。
④両議院協議会を開催したが意見が一致しない。
⑤衆議院本会議にて、衆議院の議決が国会の議決となることを確認。
⑥午後5時10分、「平成21年度補正予算」成立。
