グリーン・ニューディール

 米大統領選挙で、バラク・オバマ現大統領が「グリーン・ニューディール」を公約に掲げて以降、次第に日本でもこの用語が浸透しています。「グリーン・ニューディール」の定義はよくわかりませんが、英国のシンクタンクによると、その内容は以下の通りです。

  1. 再生可能エネルギーや環境の変革のための大規模な投資
  2. 新たなグリーン雇用の創出
  3. 財政部門に対する統制
  4. 環境専門家・産業・農業及び労働組合による新たな連携の構築

 本年1月6日、環境大臣は、環境対策を通じて景気回復・雇用創出と地球温暖化の解決を同時に実現するとして、「緑の経済と社会の変革(日本版グリーン・ニューディール)」を策定する方針を明らかにしました。そして先日、麻生総理も、中長期の経済成長を目指す成長戦略をまとめることを表明し、「低炭素革命」を掲げました。これからの経済対策には、常に環境に配慮したものが主流を占めていくことを意味します。住宅・車・電化製品などを購入するとき、大幅な税制優遇が盛り込まれていくでしょう。

 1970年代のオイルショック以降、日本では世界に先駆けて「省エネ製品」の開発を進め、科学技術大国として環境技術分野で世界を牽引してきました。今後は、政策の実施をめぐり各省庁間の連携を図りながら、「グリーン・ニューディール」の一層の推進に向けて努力して参ります。

J.始動

 「プロジェクト日本復活(通称:プロジェクトJ.)」では、街頭活動を行うことにしました。毎週火曜日17時から有楽町マリオン前で、直接国民の皆様に、メンバーが政策を訴えます。初日の今日は、山本一太先生の街宣車に乗って順番に演説をしました。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りいただき、我々の声を聞いてください。

   

男心

 夕方の便で上京。以前にも紹介したスーパー・エコ・カー「Eliica(エリーカ)」の視察に慶応大学の研究所を訪問しました。遅い時間にもかかわらず、清水教授には丁寧に対応していただきましてありがとうございます。車は実用性・安全性が重要なのは言うまでもありませんが、快適かつ格好良くなければ売れません。エリーカを運転してみて、そのスタイリッシュな車体と、時速100キロまで僅か3秒でスムースに到達する加速感は男心をくすぐるには十分でした。大量生産すれば、価格はついてきます。あらためて国産リチウムイオン電池と国産モーターの性能に驚嘆。実用化に向けてサポートしていくことを約束しました。

  

  

葉桜

 今年最後の花見でしょうか。好天で暖かかったので、どこの会場も盛り上がりを見せていました。葉桜も情緒がありますね。年度初めにつき、団体行事も多数行われました。

   

    

対話と圧力

 平成18年7月5日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて、また、同年10月9日、北朝鮮が核実験実施を発表したことを受けて、現在、政府は以下の措置を講じています。

  1. すべての北朝鮮籍船舶の入港禁止
  2. 北朝鮮からのすべての品目の輸入禁止
  3. 北朝鮮からの入国の原則禁止
  4. 航空チャーター便の日本乗り入れを認めない

 これまで4度に渡り半年毎の期限延長を行ってきました。今年4月13日以降、再度期限が到来します。その間、6ヵ国協議を何度も働きかけ、幾度となく話し合いの場を設けましたが、拉致・核・ミサイルといった諸懸案の解決に向けた北朝鮮側の姿勢に大きな変化がありません。「対話と圧力」の基本方針にのっとり、今回は延長期間を1年とするように政府に求めています。拉致被害者家族にも事前に説明し同意をいただいています。