束の間

 花見を訪問したり結婚式に出席したり。束の間の穏やかな年度末最後の日曜日でした。青木竜太君・麗奈さん結婚おめでとう!夜は雨が降り出したにもかかわらず、恒例の「木原みのると語る会」にたくさんの方に足を運んでいただき、ありがとうございました。

  

観桜

 顧問を務める空手団体で行われた昇級・昇段審査に立会い。武道の凛とした緊張感は身が引き締まります。熊本市内は桜が満開。花見会場を「ハシゴ」しました。桜はきれいですが、この時期は屋外では花粉症に悩まされます・・・。

    

今日の会議

09:30〜11:30 船田元議員(消費者問題特別委員長)の差し替えで衆議院環境委員会に出席。

12:10〜12:15 衆議院外務委員会。在日米軍グアム移転法案のお経読み(審議冒頭に外務大臣が趣旨説明を読むことから「お経読み」といわわれる)

15:05〜15:10 衆議院本会議(一回目)。参議院から返付議された平成21年度予算案受領の報告と、両院協議会協議委員の議長による指名。

17:30〜19:25 衆議院本会議(二回目)。憲法第59条第2項に基づき、所得税法等改正法案と地方税法等改正法案の再議決。いずれも3分の2で成立。

形式犯ではありません

 政治献金規正法は、5万円を越える寄附の公開を義務付け、また、他人名義の寄附を厳に禁止するなど、政治資金の透明性を確保することで政治活動を国民の不断の監視のもとにおくことを大原則としています。民主党小沢代表の西松建設献金事案は、違反であることを認識しながら第三者名義の寄附を受け、虚偽記載を行ったということで、単に収支報告書の記載に関する形式上の違法行為ではなく、政治資金規正法を意図的に脱法する悪質な偽装献金と言わざるを得ません。また、法律に違反しておいて、法律を変えろといっていることは全く理解できません。

 与野党議員を問わず、違法な献金は根絶すべきです。その後の政策を左右するような政治献金は受け取るべきではありません。米国型の個人献金システムは日本には馴染まないでしょう。日本では、いっそのことすべての献金(企業・団体・個人)を完全廃止すればよいと思います。政治活動資金や選挙資金は、国から支給された一定額ですべて賄うことにすれば、クリーンな政治ができるのではないでしょうか。腐った政治には思い切った荒療治が必要です。

閣議決定は抑止力

 北朝鮮が弾道ミサイルを発射すると公表している。弾頭が何かは不明だが、日本の方向に発射する以上、対処するのは当然だ。日本領土に着弾しなくてもブースターが落下してくる可能性がある。「弾頭ミサイル等に対する破壊措置」は自衛隊法第82条の2に書いてある。それによると、以下の通り。

①我が国に飛来するおそれがあると認められる場合

 → 第一項(あらかじめ、閣議決定による内閣総理大臣の承認)

②我が国に飛来するおそれがあるとまでは認められない場合

 → 第三項(あらかじめ、防衛大臣が破壊措置を命令)

 政府は②で進めようとしているようであるが、私は①を行うべきだと思う。事前に閣議決定をすることで全閣僚に責任を負わせ、着弾等により緊急事態が発生した場合にはオールジャパンで、あらゆる分野で対処を行うべきであろう。まずは発射させないことが肝心。そのためにも①は抑止力にもなる。