●澳門(マカオ):深圳から高速フェリーでマカオに入境。1999年、ポルトガル領であったマカオは中国に返還されました。全人代(中国全国人民代表大会、国会に相当)に「澳門特別行政区」として承認され、香港同様に一国二制度の下で、外交と国防を除く高度の自治権を50年間認めらました。従来から観光及びカジノ産業が大きな地位を占めます(GDPの約5割、政府歳入の7割以上)。返還後もカジノ産業は存続が認められ、最近ではラスベガス資本ホテルの進出により更なる発展を続けています。ポルトガル文化を反映した歴史的建造物を含む広場が「マカオ歴史市街地区」としてユネスコ世界文化遺産に登録されるなど、古い町と新しい街がうまく融合した観光都市になりました。日本の都市づくりに参考になるヒントがありました。↓オープン直前のカジノ複合施設「マカオ・ヴェネチアン」を視察。