最高機密

●「平成20年 熊本県防衛大学同窓会」で時局講演をさせていただきました。昨年一月に省に昇格した防衛省ですが、その後の防衛省・自衛隊は様々な課題があることを国民に提供しています。来週からの安全保障委員会では「防衛省改革」が議論されます。国民の生命や財産を守る真の組織としてのあり方を考え直す機会にします。

 ところで、現在イージス艦「あたご」は横須賀港で捜査当局の艦内立ち入り検査を受けています。裁判になる可能性があるため、防衛大臣でさえも艦内に立ち入ることができない状況とのことです。軍事裁判所が無い日本ではやむを得ないかもしれません。しかし、果たして軍隊として本当にそれは正しいあり方でしょうか。これは捜査当局が刑事責任を確定するため、イージス艦の最高機密や性能をすべて掌握してしまう事にほかなりません。捜査当局が得た資料は裁判所に提出されて、世界中に公表されてしまいます。もちろん中国にも北朝鮮にもテロリストにも・・・。
機密の漏洩ではなく日本国として自ら機密の公表をしようとしている。こんな馬鹿げた制度は独立国家として考えられない。事故原因究明や再発防止は必ずやり遂げますが
、国土国家国民を守る組織が機能不全に陥ってしまうことはあってはなりません。