利権の代償

 帰熊。熊本地方は低気圧に覆われ、積雪の可能性も報じられましたが、大事には至りませんでした。熊本空港(阿蘇くまもと空港)は悪天候に左右されやすく、全国でも有数の立地条件の悪い場所にありますが、現在は最新の計器着陸装置(CATⅢb)のおかげで、着陸できないことは減りました。とはいえ、濃霧が発生しやすい地形であることに変わりはなく、今でも離着陸時の危険性が、他空港と比較すると極めて高いことは確かです。そもそも何故、この場所に空港を作ることになったのか。今さら追求するつもりはありませんが、巨大な利権が絡んでいたことは周知の事実です。安全と利権を引き換えにしてしまったことで、便数が増えていくに比例して、後世の我々が危険にさらされ続けていることを、当時の関係者はどう考えているのでしょうか。

 地域のゲートボール大会を訪問。