党改革実行本部(武部本部長)のもとでの議論が再開しました。国会議員の定数や歳費の削減をするべきとのマスコミ世論があるのは事実です。100年に一度の経済危機において、私は率先して身を切っていく覚悟はあります。また、消費税を導入して国民負担を増やす前に、議員は襟を正すべきだという意見も理解できます。しかし、あまりにもポピュリズムに陥って、国家統治の基本的な仕組みを変更して将来に禍根を残すようなことがあってはいけません。国会議員の役割は国民の為に法律をつくり官僚を監視することですから、単純に議員を減らしたり歳費を減らすことで、有意な人材が国会にリクルートされなくなると、国民は自らの首を絞めることになりかねません。苦しまぎれや人気取りのための案を作成することなく、国民の代表としての見識や良識が見えてくるような改革案を作成していきます。