「条約」について

 「第三海兵隊機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄からグアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国との間の協定について承認を求めるの件」、いわゆる「在沖縄米軍のグアム移転条約」を衆議院外務委員会にて承認しました(賛成:自民党・公明党、反対:民主党・社民党・共産党)。

 外務委員会に所属するようになって、「条約」を意識するようになりました。憲法73条には、内閣の権能として条約を締結することができると規定しています。但し、事前に、時宜によっては事後に、国会の承認を経ることを必要としています。議決に関しては予算と同じように衆議院の優越が認められています。予算とも一般法とも違うところは、「国会の事後承認」が認めらているところです。

 島国日本の過去の歴史をひも解いてみても、外交の重要性は計り知れません。外交の失敗の延長線上に戦争がありました。戦争に突入するも回避するも外交次第です。サミット等を見ていると、外国との交渉は一見和やかに感じられます。しかし、水面下では各国の代表者が国益を賭けた真剣勝負が繰り広げられています。その場で結論を出さざるを得ない時もあります。「持ち帰って国会の承認を得てから・・・」では勝負になりません。事後承認が許されている所以です。