江津湖を視察。毎月清掃ボランティア活動をしていますので周辺はきれいですが、子供のころと比較すると湖面や湖中に異変が起こっていることが専門家の説明で分かりました。まず、湖面にはウォーターレタス(和名:ボタンウキクサ)が大量発生します。ひどい時は湖面の大部分を覆いつくします。水路を塞いでしまい水が滞留するので、水が濁る原因になっています。また、日本古来の水面植物を駆逐してしまいまいました。行政に定期的に除去をお願いしていますが、少しでも残っていると、短期間で下の写真のように増殖をしていきます。次に、湖中にフナとメダカがいなくなりました。魚を釣ってもブラックバスとブルーギルばかり。ブラックバスがフナを食べ、ブルーギルがメダカを食べ尽くしました。フナを食べていたアヒルもいなくなりました。ウォーターレタス・ブラックバス・ブルーギルの共通項は「外来種」であること。いつの間にか日本に生息していない外来種だらけの湖になっていたのです。いつか必ずすべての外来種を駆除して、フナやメダカやアヒルが棲む昔の江津湖を取り戻します。そんな決意を抱いて上京。