衆議院本会議。「憲法審査会」の「規定」が制定されました(賛成:自民・公明、反対:民主・社民・共産)。審査会自体は2007年8月に憲法改正原案の審査などにあたる常設機関として衆参両院で設置されていましたが、野党各党の反対で「審査会規定」が出来ず2年近くも始動できない状態が続いていました。国会の不作為であり深くお詫び申し上げます。民主党は社民党との共闘に配慮して党として反対したのでしょうが、心ある民主党議員数名は「反対」せず「退席」していました。ちなみに、参議院側の審査会を動かすための規定制定の見通しは立っていません。仮に民主党と社民党の連立政権になった場合は、自主憲法制定の実現は完全に遠のきます。そのことがはっきりしました。