木村和也さん(RKKアナウンサー)の講演を聞きました。演題は「再起可能」。番組中にアクシデント(ハンググライダー墜落)に見舞われ脊髄損傷。両下肢完全麻痺を克服するために辛いリハビリ生活を始めます。医師から「歩けるようになる可能性は1%」と宣告されてから、実際に歩けるようになるまでの心の変化と様々な人間模様の話にとても引きつけられました。
また、東京都出身の木村さんだからこそ熊本県の良さが分かるという話がありました。「熊本県民は熊本の良さをあまり分かってない」と言われました。そうかもしれません。例えば熊本市でいうと水道の蛇口から天然水が出てくる中核市(人口30万人以上)は他にありませんから。
平和も同じです。戦争のない状態が当たり前ではないということをどれだけの国民が意識しているでしょうか。「日本人は日本の良さをあまり分かっていない」と感じます。熊本県の不平不満ばかりを言う熊本県民、日本の不平不満ばかりを言う日本人、が多くなったような気がします。向上心を持つことは大切ですが、自分の郷土や国に対して、もっと誇りを持つべきです。
少し横道にそれましたが、木村和也さんは現在40歳で私と同世代。話を聞いて勇気が湧いてきました。ありがとうございました!
【写真】RKK木村和也アナウンサーの講演。