現場の感覚

210日から宮城県の王城寺原演習場で日米共同訓練が行われています。

陸上自衛隊第6師団第44普通科連隊長の開始式で訓示の一節。

 

「日米同盟は、“信頼してくれ”などという言葉で維持されるものではない」

 

昨年11月に来日したオバマ米大統領に対し、総理大臣が「トラスト・ミー(信頼してくれ)」と発言したことに端を発します。

 

連隊長の訓示はその通りです。

日米同盟が危機に瀕していることを肌で感じている現場の隊員の気持ちを代弁したものと思われます。

 

確信的に発言したのか、思わず本音が出てしまったのか、今はわかりません。しかし、いずれにしても公の場で現職自衛官がそれを言うべきではありません。

 

自衛隊の最高指揮官は総理大臣です。

上官を批判することは自衛隊組織の一員として厳禁なのです。

 

なるべく軽い処分を願っていましたが「注意処分」ということ。

懲戒ではなく処分の中で最も軽いもので安心しました。

 

外交・防衛・安全保障について、あまりにも無知・稚拙な閣僚の下で働く自衛隊員が気の毒でなりません。

 

連隊長の心中いかばりか、お察し申し上げます