食べ飲み歌い放題2000円カラオケ、ユニクロ980円ジーンズ、すき家280円牛丼、250円弁当、100円マック・・・街はデフレが止まらない。
「マクロ経済全体からは明らかに景気は良くなって来ている」「二番底はありません」と日銀の支店長は話をされますが、希望的観測を含んだ中央からの指示であることは承知しています。
確かに、不景気を煽るのは良くないことです。私も普段はなるべく消費マインドを刺激する話をしているつもりです。
しかし、急速に経済成長をとげている中国やインドなどと取引をしている企業は比較的明るい予測が可能ですが、熊本の多くの地場企業にとっては大変難しいビジネスモデルであることは間違いありません。
また、経営者は血のにじむような努力をしています。夏に向けて、本当に明るい兆しが見えてくるのか、このままデフレスパイラルに入っていくのか、予断を許さない状況です。
したがって、政府は企業努力だけで回復できるレベルかどうかの判断をせねばなりません。残念ながら現時点では無策です。
少なくとも、この時期に「時給を全国平均1000円」に上げるような話が出てこないことを祈るばかりです。
「なまごえ☆プロジェクト〜ふるさと対話〜(熊本県熊本市)」が自民党ホームページにアップされています。是非御覧下さい。