入学式や卒業式での国旗掲揚・国歌斉唱に反対、気に入らない校長を糾弾、学力テストは人権侵害、教員免許更新制度を廃止・・・
これまで文部科学省の方針に徹底的に反対し、子供の教育を歪めてきた日本教職員組合(日教組)。中でも強力な組織と活動力を持つ北海道・広島・大分は頭文字をとって「H2O」と呼ばれています。
「いよいよ日教組の出番だ」と語った民主党参議院会長は日教組出身。彼を含めて日教組が支持母体の国会議員が政府与党に9人います。
政権が交替しこのまま教育界は益々ゆがめられていくのかと思っていました。
今回、北海道教職員組合(北教組)に政治資金規正法違反のメスが入りました。北海道選出代議士の経理担当者は、地検の取調べに対し「北教組委員長から1600万円受け取った」と供述をはじめたとのこと。
問題点を整理すると、
① 公務員が選挙運動をしていること(地方公務員法違反)
② 候補者に選挙資金を違法に提供(政治資金規正法違反)
③ 選挙期間中に日当買収(公職選挙法違反)
程度の差はあれ、全国の選挙区で同じような実態があります。
地検がどこまで対応できるでしょうか。
当該案件限りの見せしめで終わるのでしょうか。
この北海道選出代議士は9人の中に入っていません。
本丸は別の所にあるのです。
【写真】先週のFM79.1「くまもと天国」は、「農業と食料自給率」について農家の緒方さんを迎えて議論。過去に「日教組問題」もやりましたので「ニコニコ動画」アーカイブを御覧下さい。