一人当たりGDPの日本の順位は、3位(1996年)を頂点に23位(2008年)まで低下しています。〔IMFによる〕
国際競争力の日本の順位は、1位(1992年)から17位(2009年)まで低下しています。〔IMD2009による〕
いうまでもなく、世界に先駆けて少子化、高齢化、人口減少が進展しています。
また、労働人口の減少による生産や世帯所得の停滞、国内市場の縮小が今後も懸念されます。
従来の延長線上での政策では、日本の国際競争力の向上や経済成長は見込めません。
新政権に淡い期待をしていた部分はありましたが、予想通り需要サイドを重視(選挙目当て)した施策に重点をおくばかりで、供給サイドを強化し長期の効果を重視した施策が見当たりません。
このままでは自律的な経済成長はなく、日本経済は沈んでいくだけでしょう。
ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を広く活用することで、もっと個々の日本人の教育レベルの高さや勤勉性を上手く引き出せないか考えています。
これからICTを経済成長戦略の重要な政策の柱として位置づけるべきです。
【写真】熊本市での「なまごえ☆プロジェクト〜ふるさと対話〜」第二弾の様子。