4月6日
米国のオバマ大統領は、核拡散防止条約(NPT)を順守する非核保有国に対し、自衛のためであっても核兵器を使用しない方針を柱とした「核戦略体制の見直し」(NPR)を発表しました。
4月8日
オバマ大統領は、ロシアのメドベージェフ大統領とともに新たな核削減条約にプラハで署名しました。後日、核テロ対策を話し合う首脳級会合をワシントンで開きます。
これにともない、原子力潜水艦に搭載可能な核搭載型巡航ミサイル「トマホーク」が退役となると思われます。
人類は「核のない世界」を追求するべきです。それが理想だと思います。
しかし、現実として隣国の中国や北朝鮮の核開発は不透明で、軍事費も年々大幅に増えています。
鳩山総理は「歓迎」の意を表明しました。
この点、恒久的平和を求める一般国民としては、私も大いに歓迎したいところ。
しかし、国の安全保障を預かる政治家としては、素直に歓迎できないのが現実。
4月12日
核安全保障サミットが行われます。
日本が米国の「核の傘」の下にあるおかげで、現行憲法の下でも戦争に巻き込まれていないという現実を、総理が理解しているかどうかが問われます。
「削減は大いに結構だが代案を示せ」そのくらいの意気込みが必要でしょう。
サミット参加国の前で安全保障への無知ぶりを示さないことを祈るばかりです。
【写真】荒尾市の前岳に登山!県立自然公園内にありながら私有地。行政に依存せず保全していく方法を検討中です。
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