浪人中の木原みのる事務所の運営資金は、「寄附(献金)」によって賄われています。
「寄附」には2種類あって、「個人寄附」と「法人寄附」があります。
私は将来的には「法人寄附(企業献金)」は廃止したほうがよいと考えています。
過去の「政治とカネ」の問題は不正な法人寄附が絡むケースが多いからです。
「将来的には」とは個人寄附が国民に定着した時点ということ。
しかし、日本では残念ながら個人寄附の文化が根付いていません。
〔2002年調査〕
日本の個人寄附:2,189億円(GDP比0.04%)、法人寄附:5,092億円(同0.1%)
米国の個人寄附:22兆9,920億円(同1.76%)、法人寄附:1兆5,255億円(同0.12%)
データと同様に、木原事みのる務所に寄附をくださる方の典型的な例は、黒字を出している小さい会社の経営者です。その方から「個人」ではなく「法人」として寄附をいただくケースが多いです。
新たな文化を定着させるには時間がかかるかもしれません。
また、寄附を受ける側としては、非議員より現職議員が有利だし、野党より与党が有利です。良くも悪くも知名度があり仕事がやれる立場なので当然でしょう。
英国に「ショートマネー」という制度があります。
この政党助成金は、野党の現職議員のみに支給されます(日本は与野党問わず現職議員の数に比例配分)。
「日本版ショートマネー」制度を作ってはどうだろうか。
その場合、政党助成金の配分は野党の現職と与野党の次期選挙候補者(非議員)に絞ります。
政党や政治家にとって、政策立案が最も大切です。実際にカネも労力もかかる作業です。
与党の現職議員は、行政と官僚から情報提供があるので政策立案に支障がない。
野党の現職議員と、与野党の非議員は、シンクタンクを作り自ら政策立案能力を高めることができる。
ショートマネー制度にすれば、約320億円(国民一人当たり250円)の政党助成金は半分で済みます(こういう部分を事業仕分けしてほしいものだ)。
日本には健全な政党と健全な政治家が育つ環境づくりが必要です。
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