任意接種の問題点

 

予防接種について。

 

予防接種法にもとづき公費で負担される「定期接種」と、自己負担の「任意接種」があります。インフルエンザワクチンは任意接種です。

 

定期接種である、ジフテリア・はしか・日本脳炎・BCG(結核)などのワクチンは、小学校までに全員が受けているはずです。

 

問題は任意接種。全額自己負担だからでしょうか、最近は受ける人が激減しているとのこと。

みずぼうそう(水痘)やおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は、直接的に生命にかかわることはないので、「任意接種は受けなくても大丈夫」と思っている親も多いようです。

 

一定の割合で発症する「細菌性髄膜炎」をご存知でしょうか。ヒブという細菌が子供の命を確実に奪います。

生後1歳前後までに4回、「ヒブワクチン」の接種を受けていれば済むのですが、全額自己負担(1回当たり5,000円〜7,500円)なので受けず、結果として発症し死亡するケースが増えているとの報告。

 

国が公費負担しないので、費用を助成する地方自治体が増えてきました(熊本県では上天草市だけ)。

 

「子ども手当」をもらった家庭は、必ず子供にヒブワクチンを接種させてください。他にも、任意接種は出来るだけ受けさせてください。

 

本当は、「子ども手当」支給額(5兆3千億円)の一部(332億円)を使ってヒブワクチン等の命にかかわる対策は定期接種にするべきです。そうすれば、確実に子供達は守られるのですが・・・。

 

どうしても親に支給する「子ども手当」。赤ちゃんは意思表示できません。子供に選挙権はありません。

 

結局、「子ども手当」への愚痴になってしまいました・・・。

 

 

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