期限までに解決する意志はあるのか

5月になりました。

普天間移設問題は「5月末までに決着」するそうですが光明が見えません。

先日、鳩山総理は鹿児島県・徳之島出身の徳田虎雄さんに面会しました。

同席した現職の徳田毅さんによると、総理は普天間基地の移設先として徳之島を打診したそうですが、虎雄さんは丁寧な言葉で一蹴したとのこと。

期限切れは5月末ではありません。平成26年です。それまでに移設を「完了」する日程を組まなければ、普天間基地は継続使用になります。

これが国際契約というもの。工期を考えると本当に切羽詰まった状態です。

徳之島案が「腹案」であり、本気で移設を考えているなら、総理は国民に「腹案」を公表し、関係閣僚や政府高官は連休中にも徳之島に入り、町長や住民と会って説明しなければなりません。

ところが・・・外務大臣はアフリカへ、防衛大臣はインドへ外遊

総理大臣は水俣病慰霊式に出席するのはいいでしょう。

しかし、その後に熊本に長時間滞在してメーデーや農協に行ったのは選挙運動のためですね。

明らかに優先順位を間違っています。徳之島に足を運ぶべきでした。

期限までに解決する意志はあるのか、全く本気度が見えません・・・。

こうなれば一日も早く、国会で「与野党協議会」を開いて、現行案を軸に沖縄県民の説得をやり直すしか方法はありません。

日本の国防のため、極東アジアの安全保障のため、自民党はじめ野党は協力を惜しまないはずです。すべては国益のため。どうかお願いします。

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