【次期戦闘機計画】F-Xの重要性

 

最近は尖閣諸島沖の領海問題によって海上保安庁や海上自衛隊が注目されていますが、さらに脅威となるのが他国の航空戦力による侵略です。その領空侵犯から国を守ることを主任務とするのが航空自衛隊の役割になります。

 

島国であるに日本は、他国と地続きで国境を接していませんので、その点では防衛戦略を立てるのが比較的容易といえます。しかし、周辺諸国に難しい国を抱え、「専守防衛」という難しい条件の中で、自衛隊は大変な苦労を強いられているのが現実です。

 

日本の自衛隊の実力は未知数です。何故なら実戦を経験してないからです。どんなに最新鋭の装備を揃えても、どんなに訓練を繰り返しても、実際に戦ってみないと本当の実力を測ることは出来ません。

 

しかし、戦闘機については最新鋭機を装備しておかなければ勝負になりません。もちろんパイロットの技量にも左右されますが、新世代戦闘機1機で旧世代戦闘機15機を打ち落とすことは可能だと言われています。戦う前に勝負がついてしまうのです。

 

したがって、次期戦闘機(FX)が注目されているのです。

 

日本の高い経済力に支えられて、航空自衛隊は常にその時代を代表する能力の高い戦闘機の装備を続けてきました。今日の最新鋭機であるF-2まで、6機種が導入されてきました。

 

ところが、次世代機の導入について、他国では既に踏み切っていますが、日本では導入スケジュールの目途が立っていません。早く導入しなければ、軍事戦略上、他国(特に中国)に足元を見られてしまいます。

 

(つづく)

 

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【写真】尖閣諸島問題に対して署名や演説などの街頭行動。