国語力が欠如している無責任政治家

 

政治家は言葉が命と言われます。

 

言葉に無責任な政治家の典型は鳩山由紀夫前首相でしょう。

 

昨年5月の小沢代表(当時)の政治とカネの問題で民主党が揺れた時、幹事長だった鳩山氏は「代表と一蓮托生」と表明しました。小沢氏が代表を辞任するや否や自らが代表選挙に立候補したことは「一蓮托生」の言葉に大きく反するものです。

 

普天間飛行場移設問題では、米国オバマ大統領に直接「トラスト・ミー」と伝えたにもかかわらず、愚かにも国外に移設先を求めてグアムやテニアン諸島で代替地を必死に探そうとするお粗末ぶり。米国政府との信頼関係を完全に損なった結果、日米同盟50周年のイベントがなくなりました。その後の尖閣諸島問題や北方領土問題の引き金になったことは承知の通りです。

 

首相辞任の挨拶では「国民に聞く耳を持ってもらえなかった」と述べました。「聞く耳を持たない」とは、説明している相手が聞く気がないことを批判する言葉です。支持率の低下は国民の無理解が原因で、自分は全く悪くないと本気で思っていたとしたら政治家としての資質はありません。

 

国語を疎かにしてきた我が国の教育制度の表れでしょうか。国語教育を軽視しては立派な日本人は育たないし政治家も育ちません。立派な日本人が育たなければ、世界に誇れる日本国を築くことも出来ません。無責任首相を通じて国語の重要性を再確認した次第です。