続・竹島問題解決の道筋

中学校社会科の学習指導解説書に竹島の領土問題を記載し、翌年には高等学校の教科書も対象にする準備を進めていたところで衆議院解散総選挙・・・。

政権交代後、鳩山内閣が発表した高等学校の学習指導解説書には竹島の記載は見送られていました。

「友愛の海」そして「東アジア共同体」鳩山首相(当時)。

「相手の嫌がることは言わない」岡田外務大臣(当時)。

さらに昨年8月10日、日韓併合100年に向けた謝罪談話が閣議決定されました。

「多大な損害と苦痛に対し、痛切な反省と心からのお詫び」菅首相。

さらに、竹島を奪った李氏朝鮮時代の「朝鮮王室儀軌」を無条件に引き渡すことを約束してしまいます・・・。

残念ながら民主党政権は竹島を取り戻す意志がないことがよくわかりました。

現時点において竹島問題解決の道筋は全く見えません。

尖閣諸島沖中国船事件や北方領土露大統領上陸事件は、民主党政権の普天間基地移設問題の不手際が最大の要因です。その根本には、一連の竹島案件に見られるように、政府の領土問題に対する当事者意識の脆弱さを見透かされている現実があります。

領土問題に関しては民主党政権に解決能力はありません。それどころか、問題をより一層深刻化する懸念があります。

【写真】護国神社において熊本県隊友会の新年会。現職自衛官幹部も参加。

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