2011年版防衛白書

特徴は6点

  1. 東日本大震災の取り組みを22ページにわたり紹介。
  2. 中国の軍事的脅威を「高圧的」と表現。
  3. 南西諸島の防衛を強化すると説明。
  4. サイバー攻撃への対応を明記。
  5. 北朝鮮が高濃縮ウランによる核兵器開発を「推進してる可能性」と分析。
  6. ロシアが北方領土での部隊強化の動きがあると説明。

総じて言えば、情報分析は出来ているが対応については不十分ということ。

ここには防衛省のメッセージが読み取れます。

東日本大震災での対応で示したように、組織として自衛隊はしっかりと機能している。しかし、主任務である国防に関しては、政治判断が必要であり、安全保障について「素人」の民主党政権下では対応が極めて不十分である。

そんなところでしょうか。

特に「高圧的」な中国の軍事的脅威は深刻です。

日本は米国との同盟を主軸に、台湾や東南アジア諸国や豪州などと広域軍事同盟を締結しなければ、中国の覇権主義に飲み込まれてしまうでしょう。

決断できるのは政治家だけです。(つづく)

【写真】朝の辻立ちで政策を訴える。

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