外交の失政に喝!

民主党政権になって経済が明らかに悪化しました。しばらくは諦めざるを得ないでしょう。選挙の結果として仕方ないことです。

しかし、外交は「仕方ない」では済まされません。

民主党政権によってもたらされた諸問題には「取り返しがつくもの」と「取り返しがつかないもの」がありますが、「経済の失政」は前者、「外交の失政」は後者でしょう。

  1. 米軍普天間飛行場移設の失敗→日米同盟関係が棄損→米国のTPPゴリ押し圧力
  2. 中国の習近平と天皇陛下の特例会見を強要→天皇陛下の地位低下→韓国の李明博による冒涜発言
  3. 尖閣諸島沖中国漁船衝突事件で中国人船長の無条件釈放→弱腰外交が露呈→尖閣諸島に中国活動家が予告上陸
  4. ロシアのメドベージェフが二度の国後島不法上陸→抗議をしない日本政府→韓国の李明博が竹島に不法上陸

挙げていくときりがありません。隣国にここまで足元を見透かされて、それでも対応が後手まわっていることを国民は肝に銘じる必要があります。

しかし、現政権のまま相手国の挑発に乗ることは大変危険です。未熟な外交の行き先には「戦争」が待っています。

我が国にしっかりした政権をつくることが最大の抑止力になることを見据え、一日も早い衆議院総選挙を望むところです。