先述のように川口環境委員長は解任されるべきではなかったと思います。
しかし、参議院自民党にとっても、予算委員会を欠席したことは必ずしも国民の理解を得られる訳ではありません。
参議院で自民党は「少数与党」なので、与党欠席でも予算委員会は成立し行われます。したがって審議に遅れが生じることはありません。しかし、与党の欠席によりNHK中継はなしで行われました。
なんと野党側は、中継がなかったことへの「穴埋め」として中継付きの質疑を新たに設けるよう自民党に要求しています。何のための質疑なのか理解に苦しみます。
わかっていた事とは言え、(特に)民主党や維新の会にとって国会質問はメディアに露出するためだけのパフォーマンスであることが明らかになりました。
参院民主党幹部は以下のように語っています。
「国益とか言うが、そういうことをわれわれが判断する立場にない」
この程度の政党や議員が最近まで政権を担当していたと思うと、あらためて背中に悪寒が走ります・・・。