発想の転換!

自民党本部の農産物輸出促進対策委員会に出席しました。

日本でインディカ米、ベトナムでジャポニカ米を生産し成功した、株式会社アジチファーム(農業生産法人)伊藤武範社長からリモートでのヒアリングです。

全くの余談ですが、アジチファーム義元会長の娘さんを仲人したご縁もあります。

日本で直営しているレストランの人気商品はベトナムのフォー(平たい米粉麺)を使った料理。利益率も高いそうです。

ところが、日本の米(ジャポニカ米)はフォーに適さないため、ベトナムからインディカ米の種籾を輸入し、中山間地の耕作放棄地の水田で生産を開始。インディカ種は茎が太く丈が長いためイノシシの被害がないのは意外でした。

一方で、ベトナムではジャポニカ米を栽培しています。ベトナムで日本の米は珍しく、加工・販売の売り上げは順調で、近い将来には第三国への輸出を考えているとのこと。

稼げる農業へのあくなき探究心に、ひたすら関心したヒアリングでした。