本日、自民党ミサイル防衛検討チーム(小野寺座長)が取りまとめた《国民を守るための抑止力向上に関する提言》を受け取りました。
検討チームは多岐にわたり精力的に会合を重ねてきました。私は政府側代表として計7回全てオブザーバー参加し、提言に至る過程を拝聴しました。
まずは、イージス・アショアの代替機能の確保や経空脅威への対応の必要性が挙げられています。
次に、飛来するミサイルの迎撃だけを行っていては防御しきれない恐れがあることから、相手領域内でも弾道ミサイル等を阻止する能力の保有を含め、早急に結論を出すことが挙げられています。
ただし、それは憲法の範囲内で、国際法を順守しつつ、専守防衛の考え方のもと、日米の基本的な役割分担を維持したうえでの抑止力を向上するための新たな取り組みであるべし、とのこと。
政府ではNSC(国家安全保障会議)において議論が始まっていますが、更に今回の提言を受けとめ、しっかりと新しい方向性を打ち出し、速やかに実行していく所存です。
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