かつて、大久保武雄(おおくぼ・たけお)初代海上保安庁長官は「海上保安庁の精神は“正義と仁愛”である」と訓示しました。以来「正義仁愛」は、海上保安庁の伝統として、海上保安官に脈々と受け継がれています。
海上保安庁の業務には、正義の信念と厳しい行動が要請され、また、仁愛の情と献身の勇気が必要とされるとの事です。
海上保安庁第3管区海上保安本部の遠山純司(とおやま・あつし)本部長が補佐官室を表敬訪問。第3管区は世界有数の混雑海域である東京湾の他、沖ノ鳥島(日本最南端)や南鳥島(日本最東端)までの広大な海域を所管しています。
済々黌卒の先輩である遠山本部長。故・大久保初代長官も熊本市出身であり、深いご縁を感じました。
厳しい環境の下、海上の安全と治安の確保を図るため「正義仁愛」の精神を持って様々な海上保安業務に適切に対応していく海上保安庁を応援しています。