海上保安体制強化に関する関係閣僚会議

尖閣諸島周辺海域では中国公船による領海侵入や日本漁船への接近事案が多く発生しています。また、大和堆周辺海域では外国漁船による違法操業が頻繁するなど、看過できない状況が続いています。

政府は平成28年に「海上保安体制強化に関する方針」を決定し着実に海上保安体制の充実強化に努めてきました。今年度の補正予算と来年度の予算の編成においても、尖閣領海警備のための大型巡視船などを整備します。

また、我が国の海を守る海上保安官を育成するため、大型練習船の整備や教育訓練施設の拡充も着実に進めます。

海洋は世界につながります。世界の海洋秩序を守るため、価値観を共有する関係各国と連携を強化します。

これからも海上保安庁をはじめ日本政府が一丸となって、海洋における治安の確保に尽くします。