初の国産コロナワクチン実用化に向けて

KMバイオロジクス株式会社の菊池研究所を視察しました。これまでもバイオテクノロジーの拠点として様々な先端技術を生み出しています。

ここで開発中の新型コロナワクチンが注目されています。現在国内で実用化されているものとは異なり、ウイルスの毒性をなくした「不活化ワクチン」というタイプで日本の伝統的ワクチンと言えます。

発熱やけん怠感などの副反応が日常生活に影響が出るレベルで報告されたのは約0.1%で、インフルエンザワクチンと同じ程度の安全性が確認できているため、若い世代の接種率向上が期待できます。