「義烈空挺隊慰霊碑」御前で尊い犠牲を捧げられた皆様に感謝と崇敬を捧げました。
空挺作戦とは、本来は地上部隊と提携し、最終的に帰還することが前提です。その点で「特攻」とは作戦の本質が異なります。しかし、当時の空挺作戦は地上部隊との連携が困難な状況にあり、隊員に決死の覚悟が求められた点では「特攻」と同じでした。
義烈空挺隊の沖縄本島への壮絶なる突入は内外に大きな衝撃を与えました。甚大な損害を受けた米軍は我が軍の忠烈の凄まじさに畏怖の念を強くしたようです。
現在の日本の平和と繁栄が尊い犠牲の上にあることを忘れてはなりません。持てる力を全て出し尽くして散華された隊員の勇姿を永く後世に伝えることは我々の使命です。
陸上自衛隊健軍駐屯地内の「義烈空挺隊慰霊碑」は所在部隊が交代で管理しているところ。現職隊員各位にも感謝致します。