台湾有事シュミレーション2023

令和5年7月15日と16日の2日間、約11時間にわたり綿密なシナリオに基づくシュミレーションを行いました。国会議員が閣僚役を務め、官僚OBや自衛官OBが脇を固めます。米国や台湾からも専門家が参加しました。私は昨年に続き2回目の参加です。

今回の設定は、いわゆる「安保3文書」を改訂した5年後の「2027年」に、中国が台湾に対して力による現状変更を試みようとするものです。同時に我が国の尖閣諸島においても同様の事案が発生します。

防衛予算が大幅に増額され、反撃能力や能動的サイバー防御等を保有し、継戦能力を高めた“強い自衛隊”が、台湾有事から波及した日本の有事にどのように対応できるかがテーマでした。

[防衛省の配役]

防衛大臣  木原稔(元防衛大臣政務官)

統合幕僚長 山村浩(元海将)

陸上幕僚長 高田克樹(元陸将)

海上幕僚長 湯浅秀樹(元海将)

航空幕僚長 武藤茂樹(元空将)

退官してまだ日が浅い強力な4人の将官OBに支えられて、私は防衛大臣の役を務めました。様々な課題があぶり出されたので、立法府として今後の取り組みに活かします。


[日本経済新聞]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA12BPL0S3A710C2000000/

[ANNニュース]
https://youtu.be/qRcTCuXOp_4