日本の誇る保護司制度

「保護司」とは保護司法に基づき,法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員(実質的に民間のボランティア)です。

犯罪や非行をした人に対して、更生を図るための約束ごとを守るよう指導するとともに、生活上の助言や就労の援助などを行い、その立ち直りを助けます。また、少年院や刑務所に収容されている人が、釈放後にスムーズに社会復帰を果たせるよう、釈放後の帰住先の調査、引受人との話合い、就職の確保などを行い必要な受入態勢を整えます。

社会奉仕の精神をもって更生保護に尽力していただく保護司の皆さんには心から敬意を表します。このように、安全・安心な地域社会の実現のためには欠くことのできない「保護司制度」ですが、高齢化が進み、担い手の確保が年々困難となっている現状があります。再犯防止のためには持続可能な保護司制度の確立が急務です。

今日は保護司の皆さんに国政報告を行いました。