内閣人事庁

●「自民党 国家戦略本部総会」で堺屋太一先生(公務員制度の総合的な改革に関する懇談会 座長代理)から報告書の説明。前向きな改革案に賛成の立場で議論を進めました。「プロジェクトJ」では、渡辺喜美大臣(行政化改革担当)を囲んで公務員制度改革へ向けて今後の作戦会議。後ろ向きな意見も多いと聞きますが、政治主導・政策主導の政治に向けて頑張ります。大臣は孤軍奮闘ですが、決して孤立無援ではありません。大きな論点は以下の通り。

内閣人事庁をつくり以下の業務を行う。

A.総合職試験合格者からの採用、各省庁への配属

B.幹部候補育成過程(仮称)に関する統一的な基準作成や運用管理

C.各府省横断的な人材登用に活用するための幹部・幹部候補の履歴管理と幹部人事の調整

D.指定職への任用に際しての適格性審査

E.職員の希望に基づく府省間異動(転籍)の調整

F.公募制や官民交流の推進

キャリア・システムを廃止する。

採用試験に基づき、幹部候補を事実上固定化するような「キャリア・システム」は廃止する。このため、現行のⅠ・Ⅱ・Ⅲ種試験等の種類を廃止し、新たな採用試験制度を構築する。幹部候補育成過程への選抜は、採用後、2年程度の働きぶりを評価して行う。

内閣中核体制を確立する。

内閣総理大臣は、内閣官房等において内閣の国家的重要政策の企画立案を機動的に行う「国家戦略スタッフ」を任用する。国家戦略スタッフは原則公募とし、各府庁で業績を重ねた人材の他、学界や民間からも広く人材を求め、高度の専門知識や経験才能を持つ人材を任用する。官僚の国会議員(立法府)との接触は、大臣、副大臣、大臣政務官および「政務専門官」が行い、それ以外の公務員については、行政の中立的観点から、大臣の命令による場合に限るなどの厳格な接触ルールを確立し、政官の接触の集中管理を行う。

肉牛

先日は、酪農家の話をしましたが、畜産農家も大変な状況にあります。肉用子牛価格+飼料価格等が販売価格を下回ると赤字です(人件費も出ません)。原油と飼料の高騰によって、現在は赤字経営畜産農家が増えています。生産コストが割り込んだ部分については補填することや、 畑で廃棄されている野菜等の未利用資源を活用した場合や、水田裏作(飼料用麦など)の作付推進した場合に支援対策をさらに充実させていく等の緊急対策を提案しています。

   熊本市戸島の畜産農家にて

インターン歓迎

●木原稔事務所はインターンシップ制度に登録しています。これまで熊本と東京合わせて10名の学生を受け入れてきました。今期は熊本2名、東京2名の大学生(熊本大学、熊本県立大学、早稲田大学2名)が研修中です。在学中に政治行政に関心を持ち、政治と政治家を身近に感じてもらうことで、若い世代の政治参画意識や投票率の向上に寄与できればと思います。

●政務活動、後援会活動にともなう各種会合・懇親会に参加。

    いつも遊んでいる訳ではありません。。。

西鉄ライオンズ

●朝から党経済物価調査会、党国会対策委員会、「平成20年度畜産・酪農対策危機突破全国代表者集会」に参加。午後帰熊。

●夜は「八浪知行先生 旭日中綬章受章記念祝賀会」に出席。八浪先生は、プロ野球西鉄ライオンズ選手を経て熊本工業高校・九州学院高校野球部監督として甲子園出場を果たし、熊本市議会議員・熊本県議会議員・熊本県議会議長を歴任された方です。

    激励に訪れた〝怪童〟中西太さん