消費者への理解

●熊本県JAグループ主催の「熊本の農業を考える県民集会」に参加し、農業問題への取り組みに対する決意を述べさせていただきました。今回の集会は生産者団体に加えて消費者団体にも参加していただいたことに意義があります。原油や飼料の高騰で農家の経営が悪化する中、農産物の安定供給のため施策を講じていく約束を果たし、消費者の皆様に対し新たな支援策や価格転嫁への理解を求めて参ります。

●「第125回濟々黌大運動会」を見学しました。母校を訪れるたびに、現役生から元気をもらえます。卒業して20年・・・。

      

雨の功罪

●今朝は恒例の江津湖清掃活動でしたが、昨夜からの雨で中止。午後は『ミニ集会』を開催。雨なので外出を控えて欠席された方、逆に他の行事が中止になって出席できた方など、雨の影響がありましたが、足元が悪いにもかかわらず、ご参加をいただいた皆様には感謝を申し上げます。

     

公務員制度改革本丸

●衆議院本会議にて、渡辺喜美行政改革担当大臣から「国家公務員制度改革基本法案」の趣旨説明がありました。大臣を中心とした検討グループで幾度も議論を重ね、ようやくここまで辿りつきました。目的は、‘官僚内閣制’ではない、名実共に‘議員内閣制’のあるべき姿を実現することです。議員が官僚をコントロールする、つまり、多様な能力及び経験を持つ人材を登用及び育成し、内閣人事庁で一元管理していくことで、官僚がその役割を適切に果たすことができる、そのための法律です。労働組合を支持母体とする政党からは、強い反発も予想されますが、一部官僚の横暴や無責任を許さないために、成立に向けて努力をして参ります。

無題

●午前中は衆議院財務金融委員会で「金融商品取引法等の一部を改正する法律案」について参考人(証券業協会長、投資信託協会長等)の意見を聴取。午後は国土交通省航空局ほか先輩議員等との打ち合わせ。

信頼関係と説明責任

●今年のゴールデンウィークも終わり日常に戻りました。4月からGWまで多くの方からご意見・質問を収集ました。「後期高齢者医療制度(長寿医療制度)」に関するものが目立ちます。2年前の厚生労働省の説明では、高齢者の気持ちと健康状態に応じた医療を提供し、その医療を国民全体で支える仕組みを作るためというものでした。確かに、少子高齢化・人口減少社会は現実であり、既存の医療制度は近い将来に破綻してしまうことが分かっています。新しい制度を作り持続可能な社会を構築していくことに反対する人はいませんでした。内容については、新保険証が小さくて読みにくい・天引きへの説明不足など改善点はあり、賛否両論があったにせよ、当時の最善を尽くした法律だと思います。しかし、公布から施行までの2年間に、年金問題に端を発し、将来への不安・厚生労働省に対する不満が、結果として制度全体への大きな不信感につながっているようです。年金制度や医療制度は受益者と負担者が世代間で異なる行政サービスであるために、国民と政治行政との信頼関係を基礎として成り立つものです。その根底が揺らいでしまったことが、批判意見の最大の要因だと感じます。

やはり政治は「国民との信頼関係と国民への説明責任」が重要です。覚悟を決めて、やるべきことを尽くして政治責任を果たすだけです。最終便で上京。

  熊本市議会会派「くまもと未来」の皆さんと