「参議院議員木村仁君を励ます会」が都内のホテルで行われました。郷土の先輩議員である木村先生のために司会をさせていただきました。自民党3役(幹事長、総務会長、政調会長)、大臣(総務、厚生労働、農林水産、外務)が次々に来場。予定の来賓が遅れたり来なかったり、予定してない偉い人が突然来たり、東京で行われるこの種のパーティーは司会泣かせです。無難に終わって安心も束の間、明日は予算委員会分科会で質問です。
無利子国債
「政府紙幣・無利子国債(相続税減免措置付き)発行を検討する議員連盟」第二回勉強会に出席。BNPパリバ証券会社投資調査本部長チーフストラテジスト島本幸治氏を招いて、当面の経済展望と政策対応について、主に無利子国債の功罪について議論をしました。議論の内容は以下の通りです。島本氏は政府紙幣の発行には慎重派でした。
<メリット>
・新たな財源確保:相続税を抑えることが出来るために、家計部門による国債購入を促すことが可能。また、利子を付さないため、国債費に負担をかけない。
・アングラー・マネーが表に出る:所得課税を脱税し秘匿されている資金や、違法活動で得られた資金により購入されれば、これらの資金が表面化する効果も期待される。
・国民のグッド・イメージ:新鮮味のある政策を打ち出すことで、冷え込んでいる国民のマインドに活を入れる効果も。
<問題点>
・購入原資が定かでない:家計部門の「タンス預金」の規模は30兆円に留まる。また、アングラ・マネーによる購入を認めると、同資金の存在を認めることになるのでは。
・金持ち優遇との批判:フランスでは戦費調達のために1950年代に相続税を免除する「ピネー国債」が発行されたが、金持ち優遇批判や税収減少を理由に、免税特典のない国債に強制転換された事例あり。
・市場のバッド・イメージ:相続税収の減少や政府債務の増加により、国家財政に対する信頼が金融市場で損なわれる。また、国債の種類が増えることで煩雑になる。
虚しさ
必ず連れ戻します
政府が認定している安否不明の北朝鮮による拉致被害者で、熊本県出身の松木薫さん(当時26歳)が行方不明になって30年が経ちます。先日の「新春の集い」の会場で義援金を集めましたので、「家族会」で活動をしている実姉の斉藤文代さんに手渡しました。送られてきた遺骨はニセモノでした。松木さんが生きている証拠をたくさん入手しています。必ず連れ戻しますので安心してくださいと伝えました。

