宇城市三角町の「三角西港」という小さな港を訪ねました。なんと、明治時代に築港されたこの小さな港はユネスコ世界遺産候補として記載されています。オランダ人技師ローウェンホルスト・ムルドルが設計した港とその街並みは古いヨーロッパ風で、確かに文化遺産的価値を感じます。夕暮れ時の風景がとても印象的でした。
ちなみに、オランダの人口と面積は、ちょうど九州・沖縄の合計と同じくらい。ところが、総生産は九州・沖縄の約2倍。「小さな大国」と言われる所以です。天然ガスの大産地であることは大きいようです。将来、道州制によって九州・沖縄がひとつの州制をとった場合に、オランダは農業・経済・軍事等の政策面でのモデルケースになると思って注目しています。
【写真】琉球少林空手道「月心会」2009年演武会を開催。