中国人船長釈放の舞台裏(2)

 

民主党の沖縄政策『沖縄ビジョン』をご存知でしょうか。

知らない方は必ず一読してください。

 

1.「民主党」のホームページを開く。

2.右上の検索窓に「沖縄ビジョン」と打ち込む。

3.「民主党・沖縄ビジョン(2008)」を開く。

4.PDFをダウンロードする。

 

ここに有名な「在沖縄海兵隊基地の国外や県外への移転」話が書かれています。また、「地域主権」の社会実験として沖縄に「一国二制度」を採用するとしています。

 

鳩山政権での大失態によって沖縄県民の政府への不信感は爆発寸前です。

12月に実施される沖縄県知事選挙で、革新系候補が当選すれば米軍再編計画は変更を余儀なくされ、その後に「地域主権」が実現すれば、住民投票により在沖縄米軍基地の存続自体が困難になります。

 

(以下、仮説が含まれます)

 

その道筋がついたと判断し、中国は『琉球奪還』作戦を開始したのです。

まもなく「琉球は中国固有の領土」だと宣言するのでしょう。

 

その後、シナリオ通りに進めば、民主党の「地域主権」政策に基づき住民投票が行われることになります。

 

A : 米軍の駐在する「日本国沖縄県」がいいですか?

B : 米軍を追い出して「中華人民共和国沖縄自治区」がいいですか?

 

沖縄タイムスや琉球新報は、一生懸命に後者の実現に向けて県民を扇動するのでしょうね。

 

民主党の推進する「東アジア共同体構想」の先駆けとして、沖縄を東アジアの「友愛の島」とするのが『沖縄ビジョン』です。民主党は沖縄をアジアの友愛外交実現のために中国に捧げるつもりです。

 

中国の『琉球奪還』作戦と、民主党の『沖縄ビジョン』実現の利害関係が完全に一致しているのです。

 

 

ここまでくれば、中国人船長の釈放について「政治的関与があったどうか」は自明の理ですね。

 

(つづく)

 

【写真】江津湖の清掃。子供たちのために日本を守る。

 

 

 

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