空知太神社【続報】

「みのる日記(2010年1月22日)」空知太神社のことを書きました。北海道砂川市が市有地を神社に無償提供していることが、憲法の政教分離に違反しているとの最高裁判決に対して異議を唱えた内容です。

先日12月6日に差し戻し控訴判決が札幌高裁でありました。裁判長は違法性は認めたままで、「市が提案するように、有償にしたり施設に手を加えたりすることで違憲状態は解消される」として、神社の撤去を求めた請求を棄却しました。

今回の判決は妥当であり支持できます。しかし、先の疑問の多い最高裁判決によって今後も混乱が続くことが予想されます。対象が神社だということだけで「政教分離違反」と断定してしまったことは将来に禍根を残しました。

繰り返しますが、神社は宗教施設ではなく、神道は宗教ではありません。

神社は古来から地域に根ざし、あらゆる日本の伝統や行事に欠かすことの出来ない文化財です。祭祀によって国民は天皇と結びつきを得ることができ、国体護持を実感するのです。問題の多い日本国憲法にさえ、第一章は天皇のことが明記されているではないか。 

とにかく、空知太神社の祠(ほこら)や鳥居が壊されなくて良かった。

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