インドへの期待(1)

米国オバマ大統領は、中間選挙で大敗北を喫した後に、インドを訪問しています。

2009年の就任当時には、とにかく張り切って中国を訪問し、ホスト国である中国を褒めちぎり、「中国はG2のパートナー」とまで持ち上げていました。

オバマは日本の“ルーピー”鳩山首相(当時)への不信感がありました。それにしても、軍事同盟国である日本に敵対的な態度をとる中国を引き上げるオバマに対して、私は疑問を抱いていました。上院議員を1期務めただけの未熟な大統領の外交姿勢に危険さえ感じていました。

中国が領海の争いをしているのは、尖閣諸島沖だけではありません。特にフィリピン、マレーシア、ブルネイ、ベトナムなど海洋資源を保有する国々に対して激しい争いを連日行っています。

インドも同じです。かつて中国と国境をめぐって戦争をした歴史があります。中国とインドは東南アジアでの覇権争いを公然と行っている国どうしです。

オバマ大統領がインドに訪問した事はどういう意味をもつのか。

そしてインドの国連安保理常任理事国入りを支持したのはどういうことか。

検証が必要です。

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