テロに屈した農水省

東日本大震災当日、岩手県大槌町で「イルカ調査」を行なっていた「環境保護団体」を名乗るテロリスト集団シー・シェパードのメンバー6名が被災しました。全員無事でした。

リーダーのスコット・ウエスト氏の手記には、自分たちに向けられた「日本人の親切さと温かさ」に感動したことが述べられています。

シー・シェパードが関与し、和歌山県太地町のイルカ漁の人々の生活を取材(多くは隠し撮り)し、イルカ追い込み漁や日本の鯨類食文化を批判的に描いている米国の映画『ザ・コーヴ』。

ドキュメンタリー部門でアカデミー賞を獲得しました。理解できません。この作品は恣意的な構成による虚実であり、ドキュメントではなく捏造であることを断言します。

太地町は日本の古式捕鯨発祥の地です。世界には様々な食文化があり、一部の地域でイルカやクジラを食することは古くから行われていること。違法行為ではありません。生きるために、生活するために、古くから営まれてきた食文化です。

農水省はシー・シェパードの不法行為に屈しました。南極海鯨類捕獲調査を中断したことは残念です。テロや圧力によって、正当行為が阻害されたことには問題が残ります。

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