西川社長辞任について

政府は日本郵政の西川善文社長を無理矢理に辞任させたようですが、これは間違いだったと思います。既に日本郵政は民間会社になっています。黒字を出して税金を納めている優良企業です。国が民間企業経営に介入し過ぎる事がよくない事は、JALの現状をみても明らかです。郵便局で郵便・貯金・保険のサービスを一体的に受けることや、山間地域などでサービスが低下しないようにすることは必要なのでやるべきでしょう。しかし、日本郵政関連株の売却凍結には反対。結局は政府の顔色をうかがう萎縮した企業になるからです(JALと同じ)。やはり最終的には完全民営化が望ましい。JR・電話・電気・ガスと同じように、公共サービス業だって必ず民間経営でやっていけるはずです。

郵政民営化事業を象徴に小泉路線の構造改革がすべて失敗だったような話になっています。本来、構造改革論は官から民へという言葉が示す通り行政の効率化であり、官による行政の無駄を排し民間の知恵によって効率よく経営してもらうということでした。市場原理主義によって行き過ぎた部分があったにせよ、大きな方向性としては間違っていなかったと私は思います。

西川社長は民間の銀行マン出身です。時の政府が要請して郵政民営化の手伝いをしてもらったのです。政権が変わって路線転換するとしても、それは西川社長の失策ではありません。辞めていただくとしても、これまでの実績に最大の敬意を払うべきであり、総理大臣が「本来早く辞めるべきだ」などと発言するのは日本の民間企業経営者に対して非礼極まりないことです。

 とにかく、西川社長には大変ご苦労様でしたと申し上げます

 

【写真左】お茶会にて                【写真右】倫理法人会セミナーでスピーチ 

神奈川参院補選応援

 神奈川県参議院議員補欠選挙の応援に来ています。会社員時代に住んでいた横浜市を中心に遊説活動を行いました。つのだ宏子候補は横浜市議会議員出身の若手女性。参議院で与野党のバランスをとり、政府の暴走を食い止めるために神奈川県・静岡県の補欠選挙は重要ですが、自民党にはあいかわらず厳しい情勢。小泉進次郎議員と初めて会いましたが好印象でした。おばさん人気が高い!演説も上手い!

 明日夜に帰ります。

【写真】熊本での「辻立ち」も再開しています。

  

策士、策におぼれる

 挨拶まわりをしていると、たくさんのアドバイスをいただきます。「徹底的に選挙区を歩け(ドブ板選挙)」というオーソドックスな意見もあれば、「マスコミ(特にテレビ)に良く取り上げられる方法を考えろ」という今回の選挙を踏まえた意見もあれば、「国政選挙(2大政党時代)では都市部は政党支持率に左右されるので、個人の選挙運動は無意味」という極端な意見もあります。その他にも「本を書け」「テレビに出ろ」「テレビには出るな」「全戸訪問しろ」「会社を訪問しろ」「一日中、辻立ちをしろ」「辻立ちは意味がない」などなど・・・いずれもごもっとも。残念ながら全部は採用できません。

 選挙区に応じた戦略や戦術は重要ですが、「策士、策におぼれる」ともいいます。当選することは、議員内閣制のもとで議員になって、国家(国民・領土・主権)を守るという【目的】を達成するための【手段】にすぎません。「日本のために何をやらなければならないか」という基本に戻って、「今自分がすべきことは何か」を考えればいいように思います。まだ、完全には頭の整理ができていませんが・・・。

【写真左】グラウンドゴルフ大会にて。支援していただいた皆さんへのご報告。【写真右】ハンドボール県リーグに出場。3得点し勝利に貢献しましたが完全にバテました。

     

再開します!

 しばらく、訳があって「みのる日記」の更新を休んでいました。見に来ていただいた方々には申し訳ございませんでした。いよいよ再開します!【お問い合わせ】やお手紙で多くの皆様から激励をいただきました。ありがとうございました。

 次の選挙に立候補をするというのは簡単なことではありません。家族の理解、経済的なこと、後援会の判断、健康状態などの考慮が必要です。最後は私が決める事ですが、総合的な判断が求められます。

 『勝てば官軍、負ければ賊軍』と言われるとおり、手のひらを返される経験をしています。しかし、『捨てる神あれば、拾う神あり』とも言います。選挙に負けた今だからこそ、周りにいてくれる人や声をかけてくれる人を大切にしていこうと思います。

 日々の活動も積極的に行っています。見かけた方は声かけてくださいね!【写真左】敬老会での様子。【写真右】は「熊本シティエフエム」で生放送中。第一回目は山本一太さんと一緒に。毎月第4金曜日20:00の番組に出演します!