海外から見た自衛隊

自衛隊により救出された被災者数は、19,247人(4月5日現在)にのぼります。

日本の報道では自衛隊の素晴らしい活動に関する情報が少ない気がしたので、参考までに最近の海外の記事を紹介します。

The Washington Post(4月3日)

  • 災害により地方自治体は破壊され、東京電力は大規模災害への能力不足を露呈する中、自衛隊がこの国の危機管理の支柱として浮上した。
  • この危機における自衛隊の精強さは軍隊の役割をめぐる根深い国内の反自衛隊思想を減退させた。中国や北朝鮮の脅威が拡大する中、防衛予算への幅広い国民の支持につながる可能性がある。
  • 石巻市で孤立した幼稚園児ら32名が護衛艦「たかなみ」の哨戒艇と哨戒ヘリに救出された。避難所に移る一人の園児の頭には、クルーの証であるロゴ入りの帽子があった。「お母さんを守れよ」とクルーからプレゼントされたものである。
  • 各地の避難所や学校の卒業式では、自衛隊音楽隊や米軍音楽隊による激励演奏が行なわれている。多くの被災民は自衛隊員の活動に心の底から手を合わせている。

Wall Street Journal(4月4日)

  • ワシントンにある戦略国際問題研究所(CSIS)の日本専門家マイケル・グリーン氏は自衛隊について、今回の危機に際し「大活躍をしてきた唯一の組織だ」と述べている。
  • 折木統合幕僚長は、「隊員の活動は極限に近い」と語った。防衛省の報道官によると、「自衛隊の士気は依然高いとはいえ、隊員といえども人間であり、疲労の色は隠せないという。
  • 陸前高田市の高校生タカハシ・ユウマさん(17)は「何人かの友人が自衛隊入隊を考えている」と語る。
  • タカハシさんは「これまで、自衛隊は戦争のためだけにあると思っていたが、今では自衛隊員は国民を助けるためにいるのだとわかった」と話している。

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